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2019年の映画ベスト100(Twitter投票を集計しました)

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Twitter上のハッシュタグ「#2019年映画ベストテン」を集計しました!有効投票数1073名が選んだ2019年最高の映画は『アベンジャーズ/エンドゲーム』でした!

アベンジャーズ/エンドゲーム(字幕版)

2019年の映画ベスト100

順位タイトル得点
1 位アベンジャーズ/エンドゲーム3696.0
2 位ジョーカー3308.0
3 位スパイダーマン:スパイダーバース2533.5
4 位ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド2378.5
5 位グリーンブック1384.5
6 位スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム1335.5
7 位ゴジラ キング・オブ・モンスターズ1002.0
8 位スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け992.5
9 位天気の子886.0
10 位アクアマン760.0
11 位アイリッシュマン738.0
12 位愛がなんだ735.5
13 位マリッジ・ストーリー699.0
14 位ジョン・ウィック:パラベラム650.0
15 位ドクター・スリープ627.5
16 位アラジン612.0
17 位運び屋569.0
18 位バジュランギおじさんと、小さな迷子564.5
19 位ブラック・クランズマン553.0
19 位女王陛下のお気に入り553.0
21 位ロケットマン527.5
22 位宮本から君へ522.0
23 位バーニング 劇場版508.0
24 位ミスター・ガラス498.5
25 位プロメア487.0
26 位キャプテン・マーベル480.5
27 位クリード 炎の宿敵470.5
28 位ホテル・ムンバイ464.5
29 位シャザム!462.5
30 位ROMA/ローマ441.0
31 位イエスタデイ407.0
32 位存在のない子供たち405.0
33 位ファースト・マン384.5
34 位蜜蜂と遠雷376.5
35 位ワイルド・スピード/スーパーコンボ373.0
36 位殺さない彼と死なない彼女364.0
37 位トイ・ストーリー4363.0
38 位ホットギミック ガールミーツボーイ362.5
39 位この世界の(さらにいくつもの)片隅に357.0
40 位HiGH&LOW THE WORST349.5
41 位名探偵ピカチュウ335.0
42 位IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。330.0
43 位空の青さを知る人よ328.0
44 位T-34 レジェンド・オブ・ウォー325.0
45 位THE GUILTY/ギルティ316.0
46 位ハンターキラー 潜航せよ303.5
47 位アルキメデスの大戦299.5
48 位ハッピー・デス・デイ295.5
49 位ハウス・ジャック・ビルト295.0
50 位凪待ち290.0
51 位さよならくちびる275.0
52 位バンブルビー271.0
53 位サスペリア265.0
54 位アス244.5
55 位ターミネーター:ニュー・フェイト240.5
56 位工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男231.5
57 位パラサイト 半地下の家族231.0
58 位ゾンビランド:ダブルタップ229.0
59 位岬の兄妹224.5
60 位新聞記者220.5
60 位バイス220.5
62 位よこがお219.5
63 位ヒックとドラゴン 聖地への冒険218.5
64 位メランコリック217.5
65 位見えない目撃者216.0
66 位キングダム215.0
66 位CLIMAX クライマックス215.0
68 位アナと雪の女王2204.0
69 位家族を想うとき203.0
70 位僕たちは希望という名の列車に乗った201.0
71 位ひとよ199.5
71 位ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形199.5
73 位アリータ:バトル・エンジェル197.0
74 位ブラインドスポッティング193.5
75 位COLD WAR あの歌、2つの心192.0
76 位ボーダー 二つの世界187.5
77 位旅のおわり世界のはじまり184.0
78 位アメリカン・アニマルズ183.5
79 位翔んで埼玉181.0
80 位アド・アストラ180.5
81 位芳華-Youth-177.0
82 位ゴールデン・リバー174.5
83 位幸福なラザロ173.5
84 位HELLO WORLD170.5
85 位アイネクライネナハトムジーク162.0
86 位荒野にて156.5
87 位海獣の子供153.5
88 位映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ151.0
89 位魂のゆくえ150.5
90 位シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション142.0
91 位劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>140.5
92 位神と共に 第一章:罪と罰135.5
93 位ハロウィン131.5
94 位さらば愛しきアウトロー128.5
95 位劇場版「Fate / stay night [Heaven's Feel] II.lost butterfly」127.0
96 位フリーソロ124.5
97 位オーヴァーロード123.5
98 位イップ・マン外伝 マスターZ121.5
99 位チワワちゃん119.5
100 位ゴッズ・オウン・カントリー118.0

1位:アベンジャーズ/エンドゲーム

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この10年間、映画界のみならずポップカルチャーの頂点であり続けたMCUの最高作が堂々1位に輝きました。ありとあらゆる映画を抜き、世界興行収入の歴代No1(そして製作費も)を打ち立てました。2008年にスタートしたときはここまでの全世界規模の社会現象になるとは思っていませんでした。全シリーズ22作のクライマックスが同時にやってきたような後半は圧巻です。

2位:ジョーカー

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マーベルだけがアメコミじゃねーんだよ!あんなのディズニー印のガキ向けじゃねーか!と吠えるかのように2位にR指定映画『ジョーカー』がランクイン。アベンジャーズの真の敵はサノスじゃなくてDCコミックスですよね。

3位:スパイダーマン:スパイダーバース

スパイダーマン:スパイダーバース (字幕版)
平凡な少年がヒーローとして成長するという超オーソドックスな物語を、あまりにも斬新すぎる設定と手法で描いた傑作アニメ。メタボ中年スパイダーマン、アフリカ系スパイダーマン、美少女スパイダーマン、日本のアニメ風スパイダーマン、企業広告スパイダーマン、ニコラスケイジのスパイダーマンが登場する楽しい作品です。

4位:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド (吹替版)
ようやく非アメコミ作品が登場。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという同時代のスーパースターが同じ画面に映っているだけで感動できます。アメリカのトラウマになっているシャロン・テート殺人事件に対してこの作品が癒しになっている点も、映画の可能性が感じられます。

5位:グリーンブック

グリーンブック(字幕版)
黒人差別が根強く残るアメリカ南部をツアーする上品な黒人ミュージシャンと、粗暴なイタリア系白人運転手。多重のカルチャーギャップコメディが面白いです。差別に対する糾弾というよりも差別に対する抵抗と変化に重きを置いて描いている点が、糾弾だらけの今の世の中で受け入れやすいのでしょう。

6位:スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム (吹替版)
このランキングでスパイダーマンが3度目の登場!現アベンジャーズシリーズの最終作は『エンドゲーム』じゃなくて本作です。
全宇宙の生命体を巻き込む戦争を描き風呂敷が広がり切ったアベンジャーズ。その風呂敷をたたむことなく「新たなる敵エレメンタルズ!」「別世界の宇宙マルチバース!」など無限に風呂敷を広げた『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の予告編は衝撃でしたが、本編は社会人の共感を誘う細かい話だったのが最高でした。

7位:ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(字幕版)
ネット上の悪評を跳ねのけてまさかのランクイン。脚本は酷かったですが、地球を舞台に大怪獣たちが激突する映像は至福の一言。本作のラストシーンで「怪獣王(キング・オブ・モンスターズ)」が決定しましたが、この勝者が今年キングコングと真の王者決定戦を繰り広げます(2020年の年末公開)。キング・オブ・キングス!

8位:スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

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2019年に完結したものといえば、アベンジャーズ、平成、そしてスターウォーズ。とはいえ2022年12月16日に新たなる三部作がまたまた公開されますが。前作の悪評を受けて新シリーズの問題点を改善しまくったのか「これぞ王道のスター・ウォーズだ!」と言える作品です。

9位:天気の子

天気の子
日本映画1位はアニメ!新海誠が再び社会現象を巻き起こしました。2019年日本での最大のヒット作です。万人の支持を受けにくい恋愛をまっすぐ描く点が実に新海誠らしいです。
ちなみに2019年は日本製アニメが大量に公開された年ですが、その理由は『君の名は。』の大成功の影響です。日本アニメのベストを1月に募集しますので告知をお持ちください。

10位:アクアマン

アクアマン(字幕版)

ジョーカーに続いて再びDCコミックスからアクアマンがランキングに上陸!ストーリーが既存のアメコミ映画と被りまくっているのに差別化に成功したのは、海底王国の冒険が過剰なまでにキラキラしていること。映画というよりもテーマパークのように感じてきます。

ベストテン総評

ベスト3が全部アメコミで、ベストテンの半分がアメコミ。ゴジラ(モンスターバース)とスターウォーズはシリーズものなので、完全オリジナルなのはタランティーノの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』と新海誠の『天気の子』のみ。オリジナル企画を通すには監督に強力な権限と実績が無いと難しい時代なんですね。

ベストテン以降の注目作

愛がなんだ

  • 日本映画の実写1位は『愛がなんだ』。女性の報われない片思いを描いたにも関わらず、軽やかに見れる傑作です。
  • 11位『アイリッシュマン』と13位『マリッジ・ストーリー』と30位『ROMA/ローマ』はNetflixです(一部劇場公開もありましたが)。動画配信サービスの激戦は続いていますが、ネトフリ映画はその決め手になるかも?
  • 90位と91位にシティーハンターのアニメと実写が仲良くランクイン。ポリコレの時代に昔の価値観をやり通してくれた、別の意味で反体制な作品でした。
  • 12/27に先行公開された『パラサイト 半地下の家族』が57位の高順位!正式な公開日は2020年1月10日。2020年の各種映画ベストにランクインは間違いなしです。

非英語の外国映画ベスト5

バジュランギおじさんと、小さな迷子 [Blu-ray]

  1. バジュランギおじさんと、小さな迷子(インド)
  2. バーニング 劇場版(韓国)
  3. ROMA/ローマ(メキシコ・アメリカ合作)
  4. 存在のない子供たち(レバノン)
  5. T-34 レジェンド・オブ・ウォー(ロシア)

『バジュランギおじさんと、小さな迷子』はハヌマーンを信仰するインド人の男性が、イスラムを信仰するパキスタンの少女を助けるために国境を超える物語。インドとパキスタンの仲の悪さは2019年の日韓関係よりも数百倍は悪いのに、こういう映画が生まれるところがインド映画のすごいところ。

集計

得点調整について

  • 『ハッピー・デス・デイ』シリーズへの得票点の半分を『ハッピー・デス・デイ』単体につけました。
  • 『神と共に』シリーズへの得票点の半分を『神と共に 第一章:罪と罰』単体につけました。

誤字が多かった映画

スマホ投稿が多いらしく、誤字は続出しました。一番多かったのは『海獣の子供』を『怪獣の子供』と書く人ですが、他にもこんなのが↓

  • 蜂蜜と遠雷(誤)
  • 蜜蜂と遠雷(正)
  • 僕たちは昨日という日の列車に乗った(誤)
  • 僕たちは希望という名の列車に乗った(正)
  • 旅のはじまり世界のおわり(誤)
  • 旅のおわり世界のはじまり(正)
  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(誤)←しかも1984年に同名の映画がある。
  • ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(正)

その他

今年からは投票人数は書きません(アニメベストの時は人数書きます)。理由やその他の集計ルールについては↓を参照してください。
集計企画について(随時更新) - 破壊屋ブログ

集計の苦労

  • プログラムを使って集計しているのですが『アベンジャーズ/エンドゲーム』だけ特別扱いで記述している人が多いので、目視確認が大変でした。
  • 「スパイダーマン」「シティーハンター」とだけ書く人も続出。それぞれ2作公開されているのに…どっちだよ!。2019年は『ハロウィン』と『ハロウィーン』も区別つけにくいです。
  • 表記ゆれが一番激しかったのは『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』です。

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