余命6ヶ月の日本映画
今年も残り6ヶ月!というわけで2016年後半に公開される日本映画をチェックしていたらトンでも無いことに気が付いた。『湯を沸かすほどの熱い愛』『バースデーカード』『泣き虫ピエロの結婚式』『ボクの妻と結婚してください。』『聖の青春』これ全部余命宣告モノ!。『聖の青春』はちょっと違うと思うけど。今年は余命宣告モノの決定版『世界から猫が消えたなら』もあったし、余命宣告が流行っているのか。というわけで各映画で...
View Articleサブイボマスクのストーリー解説
『サブイボマスク』のキャッチコピー「歌ってる場合かー!」は不倫騒動の後だと別の意味に聞こえますね。年に数回だけど、以下の様な脳内やり取りをやっている。「この映画はいったい誰が観に行くんだろう………そういうばそういう企画を俺がやっているんだよね。ってことは俺が観に行かないと!」『サブイボマスク』もそんな脳内やり取りして観に行ったら、意外と面白かった。「ファンキー加藤ってウザいよね」という世間一般の認識...
View Articleゴジラが蘇るのは2年ぶり○回目?
映画は何度でもリブート(やり直し)するけど、今年は超有名シリーズのリブートが多い。例えばスパイダーマンの映画シリーズは以下のとおり。ライミ版のスパイダーマン(第三作で打ち切り)アメイジング・スパイダーマン(四部作の予定が第二作で打ち切り)スパイダーマン・ホームカミング(2017年からスタートの新シリーズ)。*1つまり2回リブートしているのである*2。2回というのはリブート回数としては少ないほうで、バ...
View Articleギャグマンガのネタが現実になった
手元にマンガが見つからなかったので記憶で書く。ロックマンガ家の喜国雅彦の名作『三丁目防衛軍』のラストは、主人公のハードロックバンドが出世に出世を重ねまくるというギャグだ。三丁目防衛軍を辞めた主人公はインディーズのハードロックバンドに加入メンバーの脱退に悩まされながら何とかメジャーデビュー人気が爆発した彼らの国内ツアーは連日客が押し寄せてきて危険な状態になるそして最後に東京ドームライブを成功させるそん...
View Article三重構造のカルチャーギャップ『キンダガートン・コップ2』
幼稚園に刑事再び!『キンダガートン・コップ』と言えば1990年に作られた大ヒットコメディ映画だ。アーノルド・シュワルツェネッガー演じるコワモテ刑事が、幼稚園に教師として潜入捜査。凶悪犯相手でも平然としているシュワちゃんが、園児にタジタジになる姿が面白い。それが26年後の今になって続編が作られた。主役はドルフ・ラングレンに交代、アメリカでも日本でも劇場公開されていない低予算映画だ。低予算すぎて、FBI...
View Articleあぶない刑事はどれくらい危ないのか?
人間の危なさは数字で表現できると思う。どうやって表現するかというとキルカウントだ。というわけであぶない刑事全映画シリーズの殺害人数を数えてみた。これ、以前ブートレグの企画でやったネタなんだけど、最新作の『さらば、あぶない刑事』が公開されてキルカウントが増えたので追加。あぶない刑事 殺害人数1人タカとユージが殺すのは犯人一人のみ。またまたあぶない刑事...
View Article『L.A.コンフィデンシャル』のわかりにくい点を解説
「90年代最高のアメリカ映画は?」と聞かれたら、一番多い答えは『ショーシャンクの空に』かな。俺の場合は『L.A.コンフィデンシャル』だ*1。大学生のときに劇場で観て衝撃を受けて、原作も読むほどハマってしまった。でも『L.A.コンフィデンシャル』の公開当時の感想には普通の刑事ドラマじゃない?物語が複雑すぎてわからない!というのが多かった。まあその通りだと思う。『L.A.コンフィデンシャル』の物語はとに...
View Article地味で予想外のミステリー『ディスクローザー』
超地味なミステリー映画『ディスクローザー』を観た。セクハラを題材にしたデミ・ムーアの『ディスクロージャー』とは違う。今年日本で公開された2013年のオーストラリア映画だ。主演のジョエル・エドガートンとジェイ・コートニーがハリウッドで活躍中なので、日本でも公開されたのだろう*1。ジェイ・コートニーは『ターミネーター...
View Articleハロウィン2016雑感
今年のハロウィンは29日~31日と毎日10時間は外出し続けてハロウィンを楽しんだ。そこで雑感。ハロウィンで商売に悪影響渋谷ハロウィンだと俺はバーをハシゴする。例年だったらバー内の客も仮装で盛り上がっているんだけど、今年は驚くほど少ない!二軒目で店員さんに訪ねたところ歩行者天国が原因とのこと。そりゃそうだ。歩行者天国でみんなで楽しめるのに、わざわざバーに入る必要はない。店員さんは「歩行者天国で儲かるの...
View Article最高に気持ちいい邦画
珍しく宣伝記事。今週発売の東京グラフティ「最高に気持ちいい邦画BEST75!!」に俺も参加しています。「東京グラフティなんてオシャレな雑誌が選ぶ気持ちいい邦画って何だろう…」と思っていたら、こんな邦画が選ばれていました↓仁義なき戦いゆきゆきて、神軍太陽を盗んだ男GONIN「それ映画秘宝じゃないの?確かにどれも気持ちいい邦画だけど、その気持ちよさって覚せい剤的な気持ちよさだろ!」とツッコミ入れたくなる...
View Article2016年 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞 投票開始!
「ゲス不倫」が流行語大賞となった2016年、映画界でこんな事件が起きました。ファンキー加藤が主演する映画『サブイボマスク』の公開直前にファンキー加藤の不倫&托卵出産が発覚、ゲス不倫ブームもあって世間の彼への怒りが爆発しました。投稿形式のレビューサイトでは『サブイボマスク』に最低点をつける人が続出、公開前で誰も観ていないのに『サブイボマスク』の評価は最低となりました。私は『サブイボマスク』を映画館で観...
View Article2016年の映画ベスト100(Twitter投票を集計しました)
2016年最高の映画 Twitterユーザーが選んだ2016年最高の映画は『シン・ゴジラ』になりました。まずTwitterユーザーの2016年映画ベストテンをまとめました。togetter.comそしてこれをポイント制で集計してみました。有効投票者は1111名です。本当は2000名以上いたんだけど、集計の途中で力付きました…。2016年の映画ベストテン順位タイトル得点投票人数1...
View Article2016年最高の映画と、オススメの映画、その画像
150人の選者が2016年最高の映画と最低の映画を決める『映画秘宝』が発売中です。俺のベストとワーストも載っています。結果は既にニュースになっているので、ここにも書いてしまいますが『シン・ゴジラ』がベスト・ワーストの両方に入っています。毎年、映画秘宝のこの号は売り切れてプレミアがついてしまうので、書店で見かけたらサルベージするといいかも。もう一つ、楽天市場の「それどこ」でオススメ映画を紹介する記事を...
View ArticleTOP 20 MOVIES of 2016 in JAPAN
RankTitlePointsCountry1Godzilla Resurgence(Shin Godzilla)4568.5Japan2In This Corner of the World4170Japan3Rogue One: A Star Wars Story2933United States4Sing Street2405.5Ireland5Zootopia2321.5United...
View Articleトランプっぽいリベラル大統領『ヒップホップ・プレジデント』
アメリカ大統領選挙を描いた映画『ヒップホップ・プレジデント』を再見した。この映画が作られたのは2003年なんだけど、日本で話題になったのは2008年。映画評論家でアメリカ政治評論家の町山智浩氏がオバマの大統領選挙に合わせて紹介したからだ。実際は50年どころか、候補者どころか、5年後に黒人大統領が誕生した。映画のストーリーとはいうと、民主党の大統領候補たちが死亡する事故が発生。その結果、貧乏な市会議員...
View Article『ナイス・ガイズ!』とシェーン・ブラックの映画
本日公開の映画『ナイスガイズ』は負け犬バディムービーだ。niceguys-movie.com主人公は二人いて、タフな奴と負け犬。そんな二人がデコボココンビを組んで業界の巨悪に挑む。タフな奴は常に負け犬に振り回されるけど、クライマックスを決めるのは負け犬のほう。監督脚本のシェーン・ブラックはそんな映画の脚本ばっかり書いている。彼のバディムービーを紹介。リーサル・ウェポンメル・ギブソン演じる主人公は自殺...
View Article2016年の映画あるあるネタ
去年の誰映画で好評だったので、今年は「2016年の映画あるあるネタ」を独立して紹介します。俺は2016年公開作品を200本以上も観たのよ…。...
View Article2016年 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞 結果発表
大変遅くなりました。時期も過ぎているのであまり本気にならずに読んでください。ベストテン順位タイトル得票1位RANMARU 神の舌を持つ男...
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